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2007年02月25日 日曜日

Web2.0でビジネスが変わる(神田敏晶)

 現在ウエブ界で起こりつつある様々な変化がビジネスにどう影響を与えるか…。それを分かりやすく解説してくれている本でした。
 
 一人が一日に見る広告はなんと3万回になるのだそうです。しかしそのほとんど(というかほぼ全て)が記憶にとどまることはありません。
 企業が作り出す”一方的”で”ターゲットが絞られていない”広告がなんと無駄に使われていることでしょう。
 HDDレコーダーが普及し、テレビコマーシャルをスキップしてしまう視聴者も今後ますます増えることが考えられます。何百万円もかけた新聞や雑誌テレビなどの広告の効果がだんだんと減少しつつあるのです。

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 その一方で位置づけが高まってきているのが、検索とリンクした広告や、ブログなどの消費者が作り出すメディア(CGM)による情報です。
 その情報を必要としている人は必ずいます。情報や製品を必要としている人に、いかに最新の技術を使ってその情報を届けるか。それが今後のビジネスを成功させるために必須事項なのです。

 私はこの本を読んでいて、技術を使った無駄のない”マッチング”ということが今後の一つの大きなキーワードになると感じました。
 例えば郵便書き留めですが、日中不在がちの人の家には何度も配達員が来たり、何時に来るとも知れない配達員を待って何時間も自宅で待機しなければいけません。
 大病院での診察は3時間待って診察はたったの3分です。
 このような中にも技術を使って無駄をなくす可能性がたくさんひめられているのでしょう。

 著者はWeb2.0時代のサービスのキーワードとして

1)いつでもどこでも使える
2)「共有」から価値が見つかる
3)企業からユーザー主体へ
4)趣味は実益を兼ねる
5)マスとニッチの関係が変わる

 の5つをあげ、その内容について本書の中で詳しく解説していました。
 どれもとても大切なことだと納得させられました。

 先日の「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」も良かったのですが、こちらはもう少しビジネス寄りに立った本だと思いました。

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