お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践(勝間 和代) |
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2008年04月13日 日曜日
人間この信じやすきもの—迷信・誤信はどうして生まれるか(トーマス ギロビッチ)
「逆行きのバスばかりが来る」
「風呂に入っているといつも電話がかかってくる」
「私は典型的なA型人間…」
厳密な統計をとるとランダムに起こっていることにもかかわらず、人は様々な思い込みやジンクスを信じています。
これが一体どういう仕組みで起きているのかを、認知心理学、統計学などを使い、科学的に解説している非常に興味深い本でした。
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例えば風呂の例の場合、簡単に言ってしまえば「電話がかかってきた」という体験は情報として残されるが「かかってこなかった」という“無い体験”は情報としては残らないということが基本にあります。
そして、それは「時間が特定されていない」という特徴もあります。
つまり、宝くじの当選発表や競馬のゴールのように、その出来事の時間が特定されているときは「当たり」と「はずれ」の両方を認識出来るのですが、時間が特定されない場合、つまりいつ起きるのか分からない場合は「起きなかったこと」「はずれ」といったものを人が認識するのはとても難しいことなのです。
これは、占いや予言、正夢などだとさらにわかりやすいとおもいます。
ここでもそのことが「起きた」時に人に強く印象が残り、それはいつ起きても構わないのです。逆に起きなかった場合は印象に残らないため、常に「起こる」ような印象が植え付けられます。
これらはこの本のなかのごく一部に過ぎず、この他にもいろいろと人間がやってしまう、様々な認知や行動について深い洞察がなされています。
人とかかわり、社会の中で生きてゆく上で、出来るだけ公正で偏りのない物の観方をしたいものです。
また、人が偏った考えをしてしまっているときにも、それが何故起きているのかを冷静に知りたいものです。
これらを実現するために大きな一助となる一冊だと思いました。
ちなみに、この本は1ヶ月に100冊以上の本を読む勝間さん推薦の良書50冊の1冊です。
この50冊は出来たら全部読んでみたいと思っています。
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[番外
> 読書
]: 2008年04月13日 15:17:
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コメント
なるほどー。起きなかったことを認識するって・・・たしかにかなり難しいかも。起きたことより起きなかったことの方がはるかに多いわけだし、起きなかったことは今の自分に意味がなさそうに思えるし。
『人とかかわり、社会の中で生きてゆく上で、出来るだけ公正で偏りのない物の観方をしたいものです。また、人が偏った考えをしてしまっているときにも、それが何故起きているのかを冷静に知りたいものです。』
まったく同感です。というより理想です。
私はいま論理学なるものを勉強しているのですが、きっかけは自分の視野が狭いなーと痛感したからでした。視野が狭いと偏りやすいんですよね。それに何でも信じやすい。
勝間さん推薦の良書50冊、とっても惹かれました。モカさんが読まれたものを、また紹介してください。
(夜のせいか、長くなりました。スミマセン・・・)
投稿者 mocha : 2008年04月14日 03:08
>mochaさま
そうなんです。「起きなかったことを認識」するのは難しいんですよねー。
机の上に花瓶が「ある」のはわかりませんが、「ない」というのは「ある」との対比でしかわからないというのと似ていると思いました。
論理学を勉強してるのですか!
是非次回会った時に話を聞かせてください。
プログラミングは論理学ですよねー。
良書は小粋空間に全部掲載されています。
さすが荒木さん。「勝間」でブログ内を検索してみてください。
投稿者 モカ : 2008年04月14日 14:47
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