クローズアップ現代「あなたの飲酒 大丈夫?」増えるアルコール依存症患者

酔いつぶれ(共感)

一昨日のNHKクローズアップ現代はアルコール依存症がテーマでした。

今さら書くまでもないのですが、私はお酒が大好きです。
ずっとこれからもお酒を美味しく楽しみたいと思っています。

だからこそ何としても「アルコール依存症」や「アルコール関連疾患」にはなりたくありません。

増えているらしい

アル中予備軍?

アルコール依存症者の数は増えていて

昨年厚生労働省の研究班が無作為に選んだ全国の4000人余りを対象に飲酒の習慣などについて聞き取り調査を行いました。
その結果、飲酒をやめることができないアルコール依存症の患者は推計で全国で109万人と、この10年間で29万人増加して初めて100万人を超えたことが分かりました。

とのこと。
(参照元:アルコール依存症患者 初の100万人超 NHKニュース)(別ウインドー)

さらに一日に日本酒で3合以上飲む「多量飲酒者」はその10倍近くいるそうです。
私はここにすっぽり入りますね。

私はアル中?

アル中の要件

番組で紹介されていたアルコール依存症の診断基準は上の6つでした。
このうち3項目が、過去1年の間に同時に起きたり繰り返し起きた場合に、アルコール依存症と診断するそうです。

一つずつ自分にあてはめてみました

1)飲酒への強い欲求

どんな状況においても、飲みたいという気持ちが出てくるような、強い欲求。

 →これはほとんど私はありません。
  仕事で疲れてくると「あー、帰ってカツオで一杯やりたいなー」などとは思いますが。

2)飲酒量 コントロール困難

お酒のコントロールがうまくできない。
例えば2、3合の日本酒を、数時間置きにずっと飲み続けて、体がいつも、アルコールが体にあるような状況。

 →私はある程度飲むと、楽しくて気持良くて「あと一杯!」といった状態になってしまいます。
  そして記憶なくなります。微妙です。

3)離脱症状

脳が興奮すると、自律神経が活発になって、手が震えるとか、汗が出るとか、心臓がバクバクするとか、場合によっては眠れないとか

 →よく自律神経興奮して暑さで爆発します。でもこれは年齢の問題のような気が…。
  お酒を飲まないと眠れませんが、不眠症は若い頃からずっとです。

4)耐性が上昇

 →うん、たぶん上昇していると思います。ビンゴ。

5)飲酒中心の生活

 →パソコン中心の生活です。

6)有害とわかっていて飲酒

 →最近じわじわと肝機能の値が悪くなってきました。この状態でも減らしたり止めたり出来なかったらこれですね。

つまり、たとえ量が少なくても、飲酒を自分の意志でコントロール出来なくなったらアルコール依存症のようです。

脳への影響

前頭葉が萎縮

アルコールの体への影響で良く言われるのは「肝障害」だと思います。

しかし実は50才を過ぎると、アルコール依存症者で肝機能に重い障害がある人は少なくなるそうです。
なぜか…。
それは亡くなってしまうからです。

アルコール依存症者の平均寿命は50才代前半。

亡くなった有名人
春一番さん  47才
美空ひばりさん52才
中島らもさん 52才
石原裕次郎さん53才
羽田健太郎さん58才

50代まで肝臓がもった人に増えてくるのが「脳の萎縮」です。

これを称して、前者を「肝臓組」後者を「頭組」と呼ぶことがあるそうです。

番組でも脳の萎縮が紹介されていました。
特に前頭葉は「飲酒欲求を抑える」機能があるので、そこが萎縮するとお酒を抑えることがますます困難になるようです。

しかし脳の萎縮はお酒の量に比例するわけではなく、個人差があるともある本に書かれていました。

一度なったら一生断酒

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一度アルコール依存症になってしまったら一生一滴もお酒を飲んではいけません。

「え、そんな…」

と思いますがそうなのだそうです。
これは意志の問題ではなく、少しでもお酒が入ると脳が反応してしまい、一気に次の飲酒に突き進んでしまうから。

そもそも「ある程度飲む」というコントロールが出来ないのがアルコール依存症なのですね。
アルコール依存症は「治る」ということはなく「断酒を続ける」ことしか出来ないのです。

これはかなり怖いです。
大好きなお酒を一生飲めないなんて。

糖尿病も原則治らないので、一度発症してしまったら一生治療や食事制限を続けなくてはいけないのと似ていますね。
予防がなにより大切です。

そもそもアルコールは酔うには不合理

肝臓

最後に私がいつも心していることをご紹介します。

なんとなく、アルコールを飲むとすぐに血中に入って酔いが回るような印象がありますが、それは全然違います。

飲んだお酒に含まれるエタノール(エチルアルコール)は、小腸や胃などからほぼ100%体内に吸収されます。
次に肝臓に移行し、肝臓がこの「毒物」を必死に分解しようとします。

そして肝臓を痛めつけ、それでも分解しきれなかった「とりこぼし」がやっと血中に入って「酔い」に貢献するのですね。
つまりもし肝臓で「完全」に分解されてしまったら「全然酔わない」わけです。
食べ過ぎて消化しきれずに「下痢」するようなイメージです。

余談:飲めない人がだんだん強くなるのは?
口から飲んだ薬も多くの場合はまず肝臓で分解され、分解され残った分が血中に出て行きます。
実はお酒に弱い人がだんだん強くなるのはこの「薬を分解する仕組」みを使ってアルコールを分解しているからなのです。
こちらの仕組み「鍛える」ことが出来るのですね。

「酔う」ために「飲む」のだったら、あまりにも不合理です。

こう思うと、お酒はあくまでもお料理などと一緒に、楽しく味わわなくてはいけないと思うのでした。

まだまだ私はあと30年以上お酒もお料理も楽しみたいと願っています。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

※写真はクローズアップ現代からいただきました。
クローズアップ現代の公式サイト(別ウインドー)では7分半ほどのこの番組動画を観ることが出来ます。

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