NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」を観ました

血糖値スパイク
先日NHKでやった「血糖値スパイクが危ない」という番組を観ました。
「血糖値スパイク」とは、普段血糖値が正常でも、食後に急上昇する症状です。

私もこの「血糖値スパイク」(別名「食後高血糖」「境界型糖尿病」)で、空腹時血糖は正常でも、炭水化物を食べると血糖値がとんでもない値まで跳ね上がります。
(参考:紫玉蘭(東麻布)→食後血糖値ストップ高)(別ウインドー)

それを避けるため、いろいろと大変ですが「糖質制限」を続けています。

あまり今まで報道されてこなかったこの症状をNHKがゴールデンタイムにやることにとても興味を持ちました。

食後高血糖の怖さ

番組では「血糖値スパイク」が動脈硬化を引き起こし「失明、足の切断、神経障害」さらには「心筋梗塞」や「脳梗塞」といった命を脅かす病気になるリスクが高まることを紹介していました。
さらには「認知症」「ガン」のリスクを高めることもわかっているとのことでした。

番組中で言っていた主なことは

・空腹時血糖は正常なので、健康診断ではなかなか見つからない
・若くても、痩せていてもなる
・自覚症状はほぼない
・そのままだと糖尿病に移行する可能性が高い
・この状態自体が動脈硬化などを引き起こす「病気」の状態
・糖質制限は効果はあるが、糖質をゼロにするなどの極端はよくない
・アルコールは血糖値を下げる作用がある。飲みすぎないように。
・血糖測定器を買って、自分で食後にチェックするのが効果的
・食事では炭水化物を後のほうで食べる、朝食を抜かない、食後に運動する、などで改善出来る

これまでの番組よりだいぶつっこんだことを医師たちが言っていて、正直少し驚きました。

番組では、食後血糖値を調べるため、一般の人に「おにぎり2個、野菜ジュース」を食べてもらい、その1時間後に血糖値を測っていました。
これは実に秀逸です。

食後血糖値が大切

現在、ほとんどの健康診断では「食後血糖値」の測定はやっていませんが、病気を防ぐためには「空腹時血糖値」より「食後血糖値」の方が重要です。
実際すでに2001年の論文で

We observed that blood glucose 2 h after lunch and A1C, but not FBG, predicted both the first cardiovascular events and all-cause mortality.
(「空腹時血糖値」ではなく「昼食後2時間血糖値」と「HbA1c」が心血管疾患と致死率に影響する)

と明示されています。(Arch Intern Med 2001; 161:397–405)

現状で「食後血糖値」を知るには、病院でOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)をしてもらうか、自分で血糖測定器を買って測るしかないと思います。

「炭水化物の減量」や「血糖測定器」などにも言及し、NHKがゴールデンタイム帯にやったことも合わせてなかなかすごいと思いました。

私も「血糖測定器」でいろいろな状況で測定し、自分のパターン(クロワッサンだと上がりにくいなど)を知ることが出来ました。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

これ使っています

▼番組はNHKオンデマンドで観られます(別ウインドー)
フルバージョン(216円)

   

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