Category Archives: 2007大分

四ツ谷酒造 蔵元見学

 三連休を利用して、大分熊本地方に旅行に行ってきました。

 今回のメンバーは、いつも仲良しで素敵なワッシーさまご夫妻、料理店主で自ら料理人であり、地元の有力者としてまた実業家として幅広い人脈、知識、経験を合わせ持つ、エネルギッシュで体育会系なMさまと、物静かで上品な奥様、そしてモカの5人でした。

 猛烈に発達すると平井様が興奮しながら(うそ)おっしゃっていた低気圧が西から本州を北上する中、それに逆行するように我々を乗せた午前8時15分羽田発のエアバス300は南西に向けて出発。
 映画「タービュランス」もどきの大乱気流に巻き込まれることも覚悟していたのですが、途中ちょっとだけゆれた程度で、無事大分空港に到着しました。

 空港に着くとすぐにレンタカーを借りて一路北上し、宇佐市にある「四ツ谷酒造」へ行ってきました。
 四ツ谷酒造は入手困難な麦焼酎「兼八」の蔵元です。

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 まずは応接室のようなところにおじゃまし、蔵元の五代目四ッ谷岳昭さんのお話を伺います。Mさんと四ツ谷さんは旧知の仲で、二人の会話もはずんでいました。
 その後焼酎工場の見学をさせてもらいました。
 焼酎工場の見学は初めてだったのですが、麦がもろみになり、発酵して蒸留して焼酎になってゆく過程を全部見せてもらいました。

 巨大なタンクで作られる焼酎を見ていて、これがあの「兼八」になるのかと思うと、なかなか感慨深かったです。これだけたくさん作っても、日本全国からの需要から考えると生産能力としてはこじんまりしたものなのでしょう。
 ここは少し前から樽で熟成した「森のささやき」という焼酎を出しているのですが、これなど、なんと6万円以上するのだそうです。すごいですねー。

 最後に四ツ谷さんと一緒にみんなで記念撮影。
 楽しい蔵元見学でした。

◇大分県宇佐市大字長洲4130

一輝亭(大分県宇佐市)(博多ラーメン)

[ランチ]★★+ 曇

 蔵元見学に引き続き、近くにある博多ラーメンのお店に行ってきました。
 このあたりでは行列の出来るお店として有名なのだそうです。

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 ラーメンはあっさりとしたとんこつで、クリーミーな感じでした。
 チャーシューも手作りで美味しかったです。
 餃子も注文し、ビールが美味しかった!と言いたいのですが、今回は私がずっと車の運転をしていたので、ビールは私はパス。

 白い握り飯と高菜炒めがまた美味しかったです。

◇大分県宇佐市住江 0978-38-1529

藤居醸造 蔵元見学

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ラーメンでお腹がふくれ、元気いっぱいになったところで次に向かったのは、「泰明」の蔵元である藤居醸造(井田萬力屋)です。
今日は、大分の麦焼酎の実力で双璧とも言われている二つの蔵元を訪問するという贅沢企画なのでした。

大分県を直線距離にして約50キロほど南下し、向かったのは豊後大野市。
ここの藤居淳一郎さんもMさんとは旧知の仲で、じっくりとお話を伺ったり、工場の中でその醸造工程を見学させてもらいました。

丁寧な行程

麦からもろみを作り、発酵させて蒸留し、冷やして浮いてきた油をすくい、濾過したり加水したりして焼酎を造ってゆくわけですが、そのどの行程もとても丁寧な手作業なのに驚きました。
このどこにあの旨さの秘訣があるのでしょうかと聞いてみたところ、物腰の柔らかな笑顔を浮かべながら、一番大きいのは蒸留装置だろうとおっしゃっていました。この装置は毎年のようにいじっているのだそうです。掲載許可をもらって写真を撮らせてもらいました。

普段飲んでいるお酒も、こうやって製造工程を製造者自らの説明で知ることが出来ると、ぐっと身近なものに感じられるようになります。
とても貴重な時間でした。有り難うございました。

◇大分県豊後大野市千歳町新殿150-1

ふぐ八丁(大分)(フグ料理)

[夕食]★★★★+ 曇夜雪

 藤居酒造見学の後、車で一路大分市街へ。6時過ぎに大分ワシントンホテルプラザに到着しました。
 今回の旅行は往復飛行機にホテル一泊がついて約34000円のツアーです。
 ホテルは市街地の真ん中にあって大変便利。設備もちゃんとしており、大満足でした。

 7時前に先程の藤居酒造さんと合流し、今夜の夕食を頂く「ふぐ八丁」へ。
 藤居さんお勧めということで期待していたのですが、そのお味は想像を絶する素晴らしいものでした。

 我々が通されたのは二階の座敷部屋。完全な個室になっており、とても落ち着きました。
 きちんとした割烹ではありますが、比較的庶民的な感じのするお店だと思います。
 お店のスタッフも気さくでいい感じでした。

 まず出てきたのが「フグ刺し身(てっさ)」。
 ここのフグは豊後水道でとれた新鮮な天然物です。

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 大皿に盛られたフグの切り身は分厚く、しっとりとした何とも言えない美味しそうな色つやでした。
 小ネギにフグの切り身を巻き、特製のタレをつけて頂いたところ、その歯ごたえと旨さに思わず感嘆の声を上げてしまいました。

 コリコリとしたしっかりとした歯ごたえは他の刺し身では恐らく味わうことが出来ないと思います。
 刺し身の持つ上品なうま味と歯ごたえ、そして特製タレの濃厚なうま味が合わさって、もう感激でした。
 これを食べてしまったら、もう養殖のフグなど食べられないと思います。天然物でも、かなり物を選んでしまうでしょう。

 フグを頂きながら飲んだのは、藤居さんが持ってきてくれた麦焼酎「泰明」三種類。
 それがまた合うこと合うこと!
 刺し身に焼酎が合うとは私は知りませんでした。しかしこれも「泰明」ならではなのかもしれません。

 刺し身の次に出てきたのは「唐揚げ」です。
 熱々の唐揚げを口の中に入れると、カリッとした心地よい歯ごたえの後にしっとりとしたジューシーなフグのうま味が口の中にあふれました。
 淡泊な味にほどよい油が合わさり、これもまたたまらなく美味しかったです。

 続いて「フグちり(てっちり)」「雑炊」と続いたのですが、実はこの頃はすっかり酔いと感動で舞い上がってしまい、詳細はあまり覚えていないのです。
 しかし美味しかったという感動だけは残っています。

 ほんとに美味しかった。
 これだけ頂けて、フグのコースは7,000円なのだそうです。東京では考えられない価格でしょう。 このフグを食わずで死ぬなかれ。そう思ったお店でした。あっぱれあっぱれ。

◇大分市都町2-4-11
ふぐ八丁(フグ)
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へべれけ(大分)(居酒屋)

[夕食]★★★ 曇夜雪

 感動のフグ八丁を8時か9時頃に退出。

 ワッシーさま夫人の現地大分の友人が合流し、二次会に行くことになりました。
 何軒かお店を探してくれたような気もするのですが、その頃には私はすっかり酔いが回っており、よく覚えていません…。

 そうやって入ったお店は「へべれけ」という、なんともその時の私にぴったりのお店でした。


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 店内には大量の日本酒や焼酎が林立しており、実によい感じ。
 頂いたのは、刺し身の盛り合わせだったのですが、関サバ、関鯵、マグロ、クジラベーコンなどなど、どれもとても美味しくて豪華でした。

 また、大分名物の「りゅうきゅう」という料理も頂きました。
 「大分」なのに「りゅうゆう」とは、これイカニ! などと目が回りながら回らぬ頭で考えながら頂きました。
 これは刺身を醤油、酒、みりん、小ネギ、ニンニク等であえて漬け込んだもので、要するに「づけ」なのですが、これがまた日本酒にぴったり。

 しかし、既にフグでかなりお腹が一杯になっていたため、とても全部は食べられませんでした。
 それでも、
「刺し身には日本酒、クジラベーコンには焼酎!」
 などと言いながら何杯かお酒を飲んでいたようです。

 こうしてホテルに帰ったのは11時頃。飲み屋と家が近いというのはいいものですねー。
 お風呂にゆっくりと入り、1時頃に休みました。

大分〜黒川決死の雪中行軍

 大分の朝は7時半に起床。
 5時頃におしっこに行った時にはまだ目が回っていたのですが、起床時にはほぼ完全に復活していました。
 肝臓すい臓を始め、内蔵の皆様お疲れさまです。

 今日は車で湯布院に寄って黒川温泉に行く予定だったのですが、夜の間にかなりの雪が降り、なんと高速道路は大分県のほとんどの区間で通行止めになってしまっていました。
 おまけに湯布院や黒川温泉方面は雪でチェーン規制がされているということなのです。

 これには参りました。高速道路を諦めて一般道を通って行っても、途中でスタックしたり、明日の飛行機に間に合わなくなる可能性もかなりあります。
 みんなで相当迷った結果、今日の宿はキャンセルしてどこか他の宿を取ることに決定。

 しかし黒川温泉の宿に電話したところ、当日キャンセルでは100%のキャンセル料がかかると知り、再び計画を変更して黒川温泉行きを強行することに決定。
 今日も私の運転で一般道を使い、黒川温泉に向かいました。[大分黒川決死の雪中行軍

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 竹田市を抜け、久住高原に向かう辺りまでは雪も無く、もしかしてこのまま黒川温泉に行けるのではないかと思ったのですが、標高がぐんぐんあがるうちに雪がだんだんと目立つようになり、ついに道路の前面が真っ白く雪に埋まるようになりました。
 そして数ヶ所では無残に側道につっこみ動かなくなった車が。

 そろそろ限界ということで、トランクに積んできたチェーンをとり出して装着しました。しかしレンタカー屋さんが適当なチェーンを積んだらしく、サイズが合いません。
 ガチャンガッチャンとチェーンがボディーに当たる音を聞きながらゆっくりと雪道を走り、なんとか黒川温泉の宿「のし湯」に到着!
 ほっとして車を降りたところ、チェーンの片方が無くなっていました。どこかで外れてしまっていたようです。知らぬが仏とはこのことか…。

 「のし湯」は数ある素晴らしい黒川温泉の宿の中でも、とりわけお料理が美味しいことで有名な宿です。
 部屋は9つしかなく、どの部屋も素晴らしいものでした。
 二部屋とったのですが、片方には半露天風呂という「何が半分なのやら」というようなネーミングのお風呂までついていました。

070107_3.jpg 部屋に落ちつくと、みんなで温泉街に出かけ、他のお宿の露天風呂に入ってみたり、お店で買い食いをしながら楽しく過ごしました。

 いやー、着いて良かった良かった。

のし湯(熊本黒川温泉)

 宿に戻ってお風呂に入り、お楽しみの宿の夕食です。

 お食事を頂いたのは、落ちついた感じの広い和室。
 奥の厨房で板前さんがお料理を作っている姿を見ながらの夕食でした。

 出てきたメニューはどれも贅を尽くした逸品ばかり。

1)百合根豆富
 百合根、生雲丹、トリュフ、キャビア

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2)冬の前菜
 栄螺の朴葉焼き、鴨ロースのオレンジ煮、川鱒黄身鮨、唐墨大根、ゴボウのカリントウ
3)海老と銀杏の真煮

4)旬のお魚お造り
5)牡蠣と正護院大根の煮餡掛け

6)太刀魚の若狭焼き
7)信州蒸し

8)炊き込みご飯
9)みそ汁
10)香の物
11)ティラミス

 日本酒、白ワイン、焼酎(兼八)などを頂きながら、今夜もすっかり幸せにひたってしまいました。
のし湯

バーラウンジ「NAYA」(熊本黒川温泉「のし湯」内)

 夕食の後は、宿の中にあるバーラウンジでゆったりとくつろぎました。
 ここは宿の中でも一番奥まった所にあり、まるで屋根裏部屋のよう。
 調度品の一つ一つにこだわりが感じられ、クラシックなオーディオからはジャズなどが流れ、とても心が和みました。
 
 私が頂いたのは、「自家製梅酒のロック」「スカイダイビング」(以前酔っぱらって「パラシュートくれい!」と言って「ありません」と断られたカクテル)。
 大分弁がちょっと懐かしく感じられるお兄さんがシェーカーを振って作ってくれました。

 まるで時間が止まったかのようなくつろいだ時間でした(実際時計も全部止まってましたが)

のし湯の朝食(熊本黒川温泉)

 大分熊本旅行最終日は7時に起床。
 宿の朝食は、大きなカゴにたくさんの小鉢が入った、とても楽しくて美味しいものでした。
 こんな朝食を毎日食べられたらさぞかし幸せでしょう。

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 朝食の後は、宿の中のカフェで珈琲をいただき、出発までの時間をのんびり過ごしました。
 ここの調度品もとても素敵でした。
 こんなところにこもって、分泌…、文筆活動でもしてみたいわー。

守江湾(大分県杵築市)(海鮮炭火焼き)

[ランチ]★★★ 曇

 宿を出て、日田経由で高速を走り、途中で海岸沿いの海鮮のお店に入りました。
 一見普通のドライブイン風土産屋なのですが、二階に上がると、そこは海に面した豪快な炭火焼きスペースなのでした。

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 まずは一階のてんぷらコーナーで天ぷらの盛り合わせを購入。イカやタコなどに混ざって、大分名物の「鶏天(鶏肉の天ぷら)」も入っていました。
 この天ぷらがどれもなかなか旨かったです。ビール飲みたかったのですが、運転なので我慢我慢。

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 二階の炭火焼きコーナーでは、殻付きの牡蠣をもらいました。ボウルに山盛りで2000円。これを炭火で焼き、かぼす汁をかけて頂きます。
 なにせ、窓の外の湾でとれたばかりの牡蠣です。
 味は濃厚で、香りも良く、とても美味しかったです。
 他にもいろいろと焼くものがあったのですが、もうすぐ着いてしまう空港での打ち上げを控えているので我慢我慢。

 一路空港に向かいました。

◇大分県杵築市守江港4775-9 0978-63-9100 1100-2200

守江湾(海鮮炭火焼き)

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