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長野(野尻湖)旅行一日目

070916_2.jpg 今週は三連休に少しばかりのお休みをつけて、遅めの夏休みをもらう予定です。
 というわけで、今日は長野県の野尻湖に旅行に来ています。
 3/17〜18に鴨川に一泊旅行に行ってから丁度半年ぶりの旅行。とても嬉しいです。

 朝9時48分東京駅発の長野新幹線「あさま」にまたがり、一路長野へ!
 東京駅からたったの1時間半強で長野駅に到着しました。西武線と違って新幹線の屋根の上は風が強くて大変でした。

 私は小学生から中学生のときに1年半だけ長野に住んでいました。それから実に何十年ぶりの長野訪問です。

 まずは駅のレンタカー屋さんで車を借り、そこのスタッフに美味しいと言われた駅ビルの中のお蕎麦屋さん「高山亭(こうざんてい)」でお昼をいただきました。

 いただいたのは「ざるそば天丼セット」(1050円)。
 ざるそばだけではお腹がすくだろうと思って天丼を付けたのですが、出てきたざるそばの量の多さにびっくり。さすが蕎麦の本場長野です。
 手打ちのざる蕎麦もとても歯ごたえも喉越しもよく、天丼もご飯がとても美味しかったです。

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 ざる蕎麦を食べた後は、レンタカーで長野市内へ。私が小さいころに住んでいた団地に行ってみました。

 私はぼーっとしているせいか、子供時代の記憶があまりありません。
 車窓からの景色を眺めながら、少しでも思い出が出てくるといいなと思いました。

 団地は思っていたよりもとても小さく感じられました。でも、駐車場でお父さんと遊んだことなど、少し記憶がよみがえってとてもうれしかったです。お父さんが生きていればすぐにでも報告したかったです。
 私が遊んだ何十年前から、全く変わらずに今でもこの団地では家族が生活を続け、同じように子供たちが遊んでいると思うと、しみじみと感慨深いものがありました。

 その後また車に乗り、今日の目的地である野尻湖へ。
 野尻湖といえば、わずかにナウマン象が掘り出されたくらいしか観光名物のない湖です。
 でも、ずっと以前に、緑深い野尻湖の岬の先端に建つ「野尻湖プリンスホテル」の写真を見てから、ずっとあこがれ続けてきました。

 野尻湖までは長野市街から一般道を使って1時間ほど。思ったよりもずっと近かったです。
 湖畔にはレジャー施設もほとんどなく、期待通りの静かな湖でした。

 湖に着くと、まずはぐるっと車で湖の周回道路をまわってみました。
 沿道にはあまり建物は無かったのですが、所々にキリスト教会やYMCAなどの施設が点在しているのに気がつきました。後で聞いたところ、キリスト教の宣教師の別荘が多いのだそうです。
 湖畔にはほとんどレジャー施設はなく、国道と接する西岸にわずかにお土産屋さんとレストラン、ボートと遊覧船乗り場がありました。
 ほんとに静かで素敵な湖だと思います。

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 遊覧船に乗った後は、いよいよ憧れのホテルへ。
 ホテルは野尻湖に突き出た岬(松ヶ崎)の深い緑の中にひっそりと佇み、木々よりも屋根を低くしているため、外からは建物を見ることはほとんど出来ません。そして中にいると森の中にすっぽりと包み込まれているような気持ちになれるのです。
 まさに大人のためのリゾートホテルだと思います。

 ホテルが出来たのは昭和59年。今年の6月に西武グループから離れたのですが、名称だけはプリンスホテルを継承しています。
 ロビーに入ると、まず右側に大きな暖炉があり、正面の巨大なガラス越しに深い緑の木々を眺めることができます。
 メインダイニングの天井はとても高く、さらに大きなガラス越しにはここからも緑を見渡せ、感動的なまでの解放感の中で食事をすることが出来ます。

 お部屋に荷物を置き、ホテルの目の前にあるプライベートガーデンに行ってみました。
 ウッドチップが敷き詰められた庭にはテーブルと椅子が置かれ、眼下に野尻湖を一望することが出来ます。
 庭には木々の根元にキノコもニョキニョキと生えていました。
 人は全くおらず、まさに静寂の森の中でたっぷりの木々の息吹を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
 自律神経はパンツのゴムのように伸び伸びと言った感じです。

 夕食はフレンチのフルコースをいただきました。
 

1)近海タコのカルパッチョ ドライトマト添え
 タコを軽くスモークし、それをカルパッチョにしてありました。
2)たっぷり野菜の香草入りスープ
 野菜の角切りが入ったコンソメスープです。
 深いコクがあって美味しかったです。

3)真鯛のロースト赤ワインソース
 しっとりとロースとされた真鯛を赤ワインソースと一緒に頂きました。
 合わせたのは新潟の岩の原ワイン。すっきりとした爽やかな飲み心地でした。
4)牛フィレ肉の網焼き2色のペッパーソース
 柔らかいお肉にスパイシーなソースをからめて頂きます。
 網焼きということで、少し軽めのボジョレーの赤ワインを頂きました。
5)取り合わせサラダ

6)デザート

 2時間ほどかけてゆっくりと夕食を頂き、とてもリラックスした時間を過ごすことが出来ました。
 大きな窓ガラスの外には、漆黒の闇の中にライトアップされた木々が見え、とても幻想的でした。
 ムササビが飛んでいるのを見ることもあるそうです。

◇今日の小ネタ:すごい!電卓の達人社員


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長野(野尻湖)旅行二日目(1)斑尾トレッキング、きたざわ(蕎麦)

 長野旅行二日目は、朝からとても良い天気になりました。
 起きてすぐに漢方薬三種類をお湯に溶かして飲み、呼吸法を10分間やります。とほほ、リゾートっぽくないですね。

 その後、ホテルのレストランで朝食をいただきました。
 今朝は和洋食のバイキング。
 朝日の射し込む広々としたレストランは大きなガラス窓から木々の緑が見渡せてとても気持ちが良かったです。

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 食事の後は車で斑尾高原に行き、山歩き(トレッキング)をしてみました。
 この付近(斑尾、黒姫、妙高)は、トレッキングのための道が整備されており、私のような山歩きの経験が無い虚弱者でも気軽に山歩きを楽しむことが出来るのです。山歩きなんて何十年ぶりだわ♪

 車を希望湖(のぞみこ)付近の駐車場に停め、トレッキング開始。
 ポケットには500mlのペットボトル2本。腰にはおにぎりの袋。足下はこのために地元の靴屋で買った1050円のスニーカーという出で立ちです。
 空は真っ青、湖もおだやかで、付近には人気はまったくありません。
 意気揚々と歩き出したのですが、けっこう勾配が急なところもあり、ゼイゼイ言いながら山道を登ってゆきました。
 しかし、坂道を上りきって視界が開けた時の気持ち良さは格別でした。

 40分ほど歩くと、沼の原湿原という湿地帯に出ました。春ならばミズバショウが咲くらしいのですが、今は珍しい草花も無く、ただの湿地帯でした。
 湿原の高台のベンチに腰を下ろしておにぎりを食べることにしました。
 シーズンオフということで人気は全く無く、風の音と鳥の鳴き声意外は何の音もしません。都会の喧騒から離れ、夢のように気持ちが良かったです。

 トレッキング中は、自然の息吹をたっぷりと吸収しました。
 木々は美しく、小川を流れる水も清らかでした。

斑尾高原 また、道の周りにいろいろな動植物がいて面白かったです。
 ドングリやイガ栗がたくさん落ちていました。蛙、カミキリムシ、トンボ、そしてどぎつい色の蛇もいました。
 トンボは手を出すと指にとまってくれました。手乗りトンボみたいで楽しかったです。
 むかごの実もありました。混ぜご飯にすると美味しいのよねー。

手打ちそば「きたざわ」 山歩きの後は再び車に乗り、山の中の蕎麦屋さんに行ってきました。
 行ったのは涌井というそば集落にある「きたざわ」。自分の畑で取れたソバの実を石臼で挽いた二八ソバを頂くことが出来ます。
 時期的にソバの季節から一番離れているためか、香りはそれほど感じられなかったのですが、歯応えも良く、ソバつゆのカツオダシの香りがとても良かったです。
 付近を車で走ると、たくさんのソバ畑があり、まさにすぐ近くで取れたソバを頂けるという実感が湧きました。
 後半に続く…

長野(野尻湖)旅行二日目(2) 野尻湖プリンスホテルディナー

 ソバを頂いた後は、総合リゾート施設「タングラム斑尾東急リゾート」に行き、露天風呂温泉に入ってきました。
 野尻湖プリンスホテルの温泉施設は来春に出来る予定で、それまでは温泉はここを利用するようになっているのです。

 タングラム斑尾東急リゾートは、スキー、ゴルフ、テニス、プールなどの様々なレジャー施設があり、野尻湖プリンスホテルとはまた違った楽しさがありそうでした。個人的には「スーパーボブスレー」というオールシーズンのボブスレーをやってみたかったです。

 露天風呂にゆっくり浸かり、再びホテルへ。
 誰もいない庭の椅子に腰掛け、眼下に広がる野尻湖を見ながら静寂の中でビールを頂きました。
 うーん、風呂上がりの一杯はたまりません。

 ちょっと気分が良くなったところでレストランに入り、今夜もフレンチのフルコースをいただきました。
 旅行で二泊同じところに泊まるのはなかなかいいものです。美味しい夕食を頂き、丸一日遊び、そしてホテルに帰るとまた美味しい夕食が待っている。あり難いことです。

 今日頂いたのは


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1)ニシンのマリネ
 しめ鯖のような味だったのですが、パプリカとトマトで作られていると思われるやや酸味のあるソースがとてもよく合っており、白ワインとの相性も良かったです。
 しめ鯖を白ワインに合わせてしまうとは、さすがです。

2)トウモロコシのクリームスープ
 甘くて濃厚なコーンポタージュスープです。
 この辺りはトウモロコシの産地としても有名。産地のものを頂くのはいいものですね。

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3)近海スズキのロースト バルサミコソース
 淡泊なスズキと酸味のあるバルサミコがとてもよく合っていました。
 今夜お料理に合わせた白ワインは、イタリアシチリア産。爽やかでほのかな苦味のある辛口のワインでした。

4)牛フィレ肉のステーキ温野菜添え
5)取り合わせサラダ
6)デザート

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 ゆっくりと夕食を頂いた後はバーでカクテルをいただきました。
 私が頂いたのは「シンガポールスリング」。
 明日は平日ということもあり、バーにいたのは私たちだけ。静かにジャズが流れる中で、心ゆくまでゆったりとした時間を味わいました。

 今日はたくさん山を歩き回り、美味しいものも頂きました。
 体の具合が良くなってから3ヶ月。ほんとに嬉しいです。
 病気はまたいつ突然やって来るか全く分かりません。でも、今のこの時間を大切にし、感謝の気持ちを持ってゆくことが一番大切なのではないかと思いました。

長野(野尻湖)旅行三日目 うえだ(日本蕎麦)(黒姫高原)

 今日で旅行も最終日。
 東京を出てから丸二日しかたっていないのに、既にすごく長い時間が経過したような気がします。

 朝食のためにレストランに行くと、平日ということもあり客は私たちだけでした。
 静かな中でのゆったりとした朝食。この時間は何物にもかえがたいものだと思いました。

 朝食後は、しっとりとした空気の中、ホテルのプライベート散歩道を歩いて湖畔に降りてみました。
 時折鳥や虫の鳴き声が聞こえる意外は、ほぼ完全な静寂の中、写真のような小道がずっと続きます。

 湖畔にはだれもおらず、白い椅子とテーブルが置いてありました。
 野尻湖も夏の間はもっともっとたくさんの人で賑わうそうです。でも、こういった誰もいない静かな季節も良いものだと思いました。

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 ホテルをチェックアウトした後は、車で「黒姫高原コスモス園」に行ってみました。
 あいにく小雨が降る天候だったのですが、たくさんのコスモスはとてもきれいでした。

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うえだ お昼はコスモス園のすぐ下にある「うえだ」という蕎麦屋さんに入りました。これで三日連続お昼は蕎麦! 
 寒暖の激しい気候から生まれる黒姫高原の「霧下ソバ」は美味しい蕎麦の代名詞なのだそうです。ここはつなぎにとろろが入っている細麺で、喉ごしがとても心地よかったです。
 長野では、ソバと一緒に出てくるソバ湯も大きな楽しみ。
 どこもトロリと濃厚で、ソバつゆをちょっと入れて飲むとソバの香りがしてとても美味しかったです。

 ソバを頂いた後は、道の駅で買い物をした後、一路高速道をを長野へ!
 いくつかのトンネルを抜けると真っ青な青空が広がりました。やはり山の天気は変わりやすいです。

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 長野では善光寺に行き、真っ暗な回廊を歩く「お戒壇めぐり」をしてきました。
 真っ暗な中、手探りで「極楽の錠前」をがちゃがちゃと動かすと御利益があるそうです。
 本堂前の香炉からはお線香の煙が上がっていたので、頭と胸にこすりつけてきました。頭が良くなるかな〜、胸が大きくなるかな〜。どっちも無理かな〜(T。T)

 また、長野駅前の「金龍飯店」にも行ってみました。ここは私が長野に住んでいた時に時々来る「最高のご馳走」のお店だったのです。ここのラーメンが美味しかったのが忘れられません。
 ここでは椅子に座る時にお店の人が椅子を引いてくれるので、いつも緊張していました。

 さらに駅前の「東急デパート」の地下でいろいろと食材を買ってきました。
 これを帰りの新幹線の中で頂こうというプランなのです。

 そして、夕方4時48分の長野新幹線で東京へ。
 椅子に座ると、すぐにテーブルに買ってきた食材を広げ、ビールで乾杯。
 頂いたのは、レバー薫製、砂肝薫製、餃子、イカ墨裂きイカ、虹鱒の塩焼き、おやき。
 電車が走り出して20分もするとほぼ食べてしまい、あとは疲れも出て目をつぶって伸びていました。

 時々目を開けるたびにだんだんと車窓に灯が多くなり、やがてビルがたくさん建つようになり、ついに東京に着いてしまいました。
 たった2泊3日の旅行でしたが、心の底から自然に触れ合ってのんびりしたせいか、東京の人の多さとビル群がすごく異様な光景に見えました。
 
 一緒に行ってくれたCさん、ほんとに有り難うございました。



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