せっかくの世界遺産の街なので、史跡もまわってみました
12〜13世紀に建てられたという大聖堂です(1)。壁や天井一面に素晴らしい絵が描かれ、実に重々しい荘厳な雰囲気でした。ここでパイプオルガンと賛美歌が鳴り響いたら、それはそれは迫力があるでしょう。
キリスト教徒以外でも十分に魅力的な建物だと思います。
ポルトガルは国民の97%がカトリック。どんな小さな町にも必ず教会があり、そこを中心に町が作られていることが印象的でした。
ここでは、なんと20人ほどの日本人の団体ツアーと遭遇。こんなところにまで日本人団体客が来ているのかと驚きました。
ちなみにこの団体は私たちとホテルも同じで、翌朝の朝食は日本人だらけ。さながら鬼怒川の温泉ホテル状態でした。とほほ。
16世紀初期に建てられたゴチック様式の教会です。祭壇には黒衣のキリストが祀られ、ちょっと異様な雰囲気でした。
その祭壇の脇からは(恐怖の)「人骨堂」に入ることが出来ます。ここは名前も恐ろしいのですが、入ってみてほんとにビックリ(こればかり…)。壁面にびっしりと積み重ねてあったのは全て人骨(2)。頭がい骨、骨盤、橈骨、尺骨、大腿骨…。あまりにも整然と積み重ねられた人骨は5000体分。
この骨の一人ひとりが数百年前にはそれぞれの人生を生きていたのかと思うと、実に感慨深く、厳粛な気持ちになりました。
かなり衝撃的な場所でした。
さらにエヴォラの街中をぐるぐると歩き回り、疲れたころに気持ち良さそうなカフェを発見。早速オープン席に陣取って、生ビールで乾杯する私なのでした(3)。
やっぱこれが一番ですね。
ポルトガルの夜は、日没が遅いためか、お店がなかなか始まりません。
私たちが夕食のレストランを探し始めたのは7時半頃だったのですが、まだお店はあまり開いていませんでした。
そんな中でみつけたのが、ここです。
店内は奥に細長く、右側にテーブル、左側にカウンターがあります。一番奥のテーブルに(たぶん)地元の人が座っている以外、お客さんはいませんでした(4)。
メニューをみると、「EMENTA TURISTICA(旅行者セット)」(€9(約1200円))というものを発見。何となく”観光地のお土産”のようなインチキ臭いネーミングではありますが、昨夜の(さっぱりわからない)メニューに凝りていたので、今日はこれに決定。魚と肉を一つずつ注文してみました。
出てきたのは
1)カルド・ヴェルデ(5)(直訳すると「緑汁」。千切りのちりめんキャベツと煮込んだポテトスープ)
2)バカリャウ・ア・ブラス(6)(干し鱈とタマネギを炒め、千切りのポテトフライを合わせて卵でとじたもの。代表的な家庭の味)
3)フェブラス・ランボ(7)(多分豚の腰肉のローストだと思います。ケチャップ味)
4)デザートのフルーツ(8)
これにビールを頂きました。
どれも素朴な家庭の味という感じで、好感が持てました。しかし、いかんせん量が多く、半分も食べないうちにギブアップ。ほんとに日本に持って帰りたかったです。



ここでは、鼻の下にヒゲを生やした物静かで誠実そうなおじさんが、一生懸命サービスしてくれました(9)。有り難うございました。