旅行も5日目。ついにこの時が来てしまいました。今回の旅行で最大のリスク「レンタカー」です。
ポルトガルの田舎をまわるとき、何と言っても一番便利なのはレンタカー。そのために日本から予約してきたのですが、
という最悪の条件の中、最後まで無事故で走り通せるかどうか、全く自信がありませんでした。というか、多分どこかで事故るだろうと思っていました。
しかし、とにかく運転しなければいけません。
石畳の道をキャリーバッグを転がしたり担いだりしながら、なんとかAVISレンタカーオフィスにたどり着き、ポルトガル語なまりの英語を話す女性担当者と契約書をかわします。
ここできちんと保険などを契約しないと後でとんでもないことになるので、こちらも必死です。
「Full protection」
とは言ってみたものの、相手の説明はただでさえ聞き取りにくい上に複雑で、あまりわかりませんでした。多分免責のことを話していたのだろうと思うのですが。
とにかく契約を取り交わし、与えられた車はハッチバックのブルーのヒュンダイ(1)。ボディーの周りを歩きながら傷を綿密にチェックし、既に記載されていた傷リストに追加してゆきます(かなりもれがありました)。
さらにライトやウインカーなどのチェックをし、準備万端。つ、ついに運転することになってしまいました。とほほ。
まずは駐車場で5分ほど練習をし、いざ公道へ!
「右側右側…」
Rちゃんと一緒に唱和しながらのドライブです。
最初はさすがにちょっと恐く、かなり緊張しました。
シフトチェンジを左手でしようとして空を切ったり、ウインカーを出そうとしてワイパーを動かしたりすることはまあご愛嬌として、右側の車幅感覚はなかなかわかりませんでした。
「ちょっと、路側を歩いている人!! ぶつかってもしらないわよー!」
などと叫びながら走っていましたが、聞こえるわけもありません。
それと、ロータリー(2)に入る時と出る時にも少し緊張しました。ポルトガル(他のヨーロッパ諸国もそうなのかもしれませんが)は交差点というのがあまりなく、ほとんどがこのロータリー。先に回転地帯に入っている車が優先という、日本にはないルールに最初とまどいました。
しかし次第に運転にも慣れ、午後くらいになると峠道でダブルアクセルでシフトダウンするなど、なかなか運転が面白くなってきました(3)。
このドライブは、今回の旅行の中でも最も楽しく、エキサイティングだったことだと思います。
郊外の道は、素晴らしく整備されていて、とても走りやすかったです。見渡す限りの大平原に真っ青な空。実に快適でした(4)。
(後で街中の迷路地獄にはまるとは、二人ともまだ知りません)