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食材の殿堂「El Corte Ingles」へ

ホテルでひとしきり高級感にひたった後、午後からはポルトガル初のデパート「El Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)」(1)へ行ってみました。
 エル・コルテ・イングレスはスペイン最大の流通グループで、このリスボン店(2001年オープン)がスペイン以外の唯一のお店なのだそうです。

中に入ると、すぐ地下の食料品売り場へ。そこではまず人の多さに驚かされました。ポルトガルはどこに行っても人が少なかったため、こんなに人が多いの初めてです。二人で
「ここにいたか、ポルトガル人!」
 などと言って大喜び。

感動の生ハム

どこかでお昼を食べようと思ってうろうろしていると、大混雑のレストラン(MESÓN de TAPAS)(2)を発見。ポルトガルで行列を見たのはこれが最初(で最後)でしょう。
 しかし、カウンターの奥に居並んだ生ハムと、お客さんが食べている美味しそうな料理を見て、即座にここで食べることに決定。ポルトガル人の列の最後尾に並んだ私たちなのでした。

私たちが食べたいと思ったのは、もちろん生ハム(4)、そしてパエリアです(5)。メニュー(3)は相変わらずポルトガル語でさっぱりわかりませんが、何とか「Ibérico」という文字を発見し、見当をつけて注文。出てきたのは、まさにイベリコ豚の生ハムでした。

そしてこの生ハムを食べてみてビックリ! 私は日本でも「ハモン・イベリコ」は食べたことがあったのですが、もう、完全に別物でした。口に入れると、まず脂身から独特のこってりとした香りが口の中に広がり、そして噛みしめると濃厚な旨味がほとばしるのです。
 あまりの美味しさに二人であっという間に食べてしまい、一瞬のうちに二人で合意して今度は「grande(大)」を注文(ちなみに写真はpequeno(小)です)。これも食べ尽くして、大満足のランチとなりました。
エル・コルテ・イングレス地下のレストランわからんメニュー至福の生ハムパエリア

デパ地下で大興奮

すっかり満腹&酔っ払いになり、ふらふらとした足取りでデパ地下の食料品売り場へ。ここでも興奮の連続でした。

まずは生ハム売り場。コーナーの中央には大量の生ハムブロックが吊るされ(6)、それを取り囲むように生ハムブロックがスタンドに固定されていました(7)。ここで必要量を注文すると、その場でナイフで薄く削り取ってくれるのです。こんなものが日本にもあったらどんなに幸せでしょう。
 私たちが興奮していると、中にいたお兄さんが「さっ」と生ハムを削り取って、私たちに試食させてくれました。「Muito bom!(美味しい!)」なんといっても削りたては違います。そして、今度は€149.5/kg(約2万円/kg)という最高級の生ハムを食べさせてくれました。その美味しさに感動。さっそく100グラム購入。生ハムはスライスするとすぐに酸化が始まってしまうので、梱包用の脂身で丁寧に密封して渡してくれました。
生ハム売り場その場で削り取ってくれます

その他、店内はもう食材のオンパレードで、バカリャウ(干し鱈)売り場だけでも信じられないような広いスペースを使っているのには驚きました(8)。
 そして、さすがリスボンだけあって、魚介類も豊富(9-11)。甘くて美味しい海老なんて、茹で上がった状態で€9.96/kg(約1300円/kg)でした(11)。これは100グラム(130円)購入。
 ワインも安く、美味しいワインがハーフボトルで赤€1.88(約250円)、白€2.75(約370円)でした。これも購入。
  その他、瓶や缶に入った食材もたくさんあり、お土産選びはここが一番だと思いました。
バカリャウ売り場鮮魚売り場魚!海老や貝も安い!

最終夜はホテルの部屋でパーティー

最終夜はホテルでというわけで、デパ地下で興奮しているうちに夜になってしまい、そのまま食材をホテルに持ち帰り、最終夜はホテルの部屋でのパーティーとなりました。何と言っても高級ホテルの一室なので、部屋の雰囲気もバッチリ。

フレッシュタイプのチーズとワイン(vinho de verde:「緑の(若い)ワイン」という意味の、完熟前のブドウから作られるワインで、爽やかな口当たりがシーフードにぴったり) でまずは乾杯。
 その後、海老、大きな海老、イベリコ生ハムと進み、お腹いっぱいになりました。
 しかし生ハムはスライスしてからちょっとしかたっていないにもかかわらず、既に少しだけ酸化が始まり、試食した時よりも味は落ちてしまっていました。やはり削りたてを食べなければその真価はわからないようです。

 
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