長かった旅行もついに今日が最終日。
昨日あたりから少しずつ帰国モードになり、日本のことが気になり出したためか、旅行まっただ中の頃より、少し日本が近く感じられてきました。
朝はゆっくりとホテルでのゴージャズ朝食(1)を頂き、最後のパッキングをし、フロントでチェックアウト。昨日のカッパーフィールド氏は残念ながらいませんでした(グラマラス氏はいましたが)。
ホテルの前で待っていたタクシーに乗り込み、いざ空港へ。荷物を積んでくれたポーターさんに、チップを渡すのも少し板についてきた私です。
飛行機は帰りもBA(英国航空)の「ワールドトラベラーズプラス」。約2時間半のフライトでロンドン・ヒースロー空港に行き、そこから11時間20分かけて成田まで戻りました。ロンドン発が15時45分(日本23時45分)で成田到着が11時20分(ロンドン2時20分)。結局1時間ほどしか眠りませんでした。
ポルトガルにいるときは、映画俳優のようにかっこいいヨーロッパ人に囲まれていたのですが、日本に近づくにつれて、日本人の姿が多くなってきました。自分のことを差し置いてこういうことを書くのもなんなのですが、やはりヨーロッパで見る日本人はあまりかっこいいとは思えませんでした。
でも、日本に戻ると、あっという間にその環境にも慣れてしまい、ウソのように普通の生活に戻ってしまったのでした。



今回の旅行は10日間という旅程だったのですが、帰る時には十分な満足感にひたることが出来ました。日本でたてた机上の理論が次々と現地で現実のものとなり、大きなトラブルもなく順調に旅行を終えたのは、驚きでした。
今回の旅行が今までと大きく違ったのは、インターネットの貢献です。特にホテルの手配は全てネットで行うことが出来ました。安いし早いし、これでは旅行代理店の仕事がずいぶん減ってしまうのではないかと思ったほどでした。
また、レンタカーを使ったのも大正解でした。ハイリスクハイリターンと申しましょうか、今回の旅行の最大のリスクでもあったのですが、時間にも空間にも束縛されず、ほんとに自由自在にポルトガルの田舎をまわることができました。
ヨーロッパを旅行される方は、出来れば一度レンタカーでまわってみてはいかがでしょうか。列車やバスでは行けないような奥地に行くことが出来、ほんとのヨーロッパの魅力を発見出来るのではないかと思います。
ポルトガルの魅力は?と今尋ねられたら「街の美しさ、景色の雄大さ、歴史、人の優しさ、料理の美味しさ、そしてのんびりと人を安心させる雰囲気」と答えると思います。
街の美しさを見て、国民が一貫して持つ美観に対する意識と国を思う気持ちを感じました。
自然はあまりにも雄大で、息をのむ景色に圧倒されました。
建物の一つ一つに、かつて世界に覇権を広げたポルトガルの栄光を見ました。
ちょっとシャイで、向こうから話しかけてくることはありませんが、こちらから話しかけるととても親切にしてくれた人々のことが忘れられません。特にルドンドで車に乗り込んで道を教えてくれたおじいしゃん、エストレモスで一緒にビールを飲んで話に花を咲かせたおにいさんのことは忘れられません。
素朴なお料理は日本人の口にもよく合い、ワインもビールも美味しかったです。
今回の旅行でかかった費用は、飛行機22.3万円、宿泊7万円、その他8万円の合計約37万円でした。かつてないほどのリッチ旅行であったことと、このかけがえのない満足感から思うと、十分な納得価格だと思います。
そして、今回の旅行が成功裏に終わったのは、一緒に行ったRちゃんのおかげも非常に大きかったと思います。おおらかな性格のRちゃんと一緒にいると、私もほんとにのんびりとしたくつろいだ気持ちになれました。旅行に求めているものが共通していたということも良かったです。美味しいものや快適なものには投資を惜しまず、日中からビールを飲んでゴロゴロしているも良し、田舎も良し、都会も良し…。そして、苦手な地図とにらめっこをしながら、ほんとに頑張って車のナビをしてくれました。ほんとに有り難うございました。
病気の後5年間海外旅行に行かず、もう海外には行かなくてもいいかな…と思っていた私ですが、今回の旅行でまた海外に目が行くようになりました。
これからも予算と健康と時間が許す限り、いろいろなところに行ってみたいと思いました。
最後までお読みいただき有り難うございました。(2005年11月9日)