![]() 今回の旅行を通じて一番感じたのは、出会った人達が皆とても素敵な人ばかりだったということでした。島に住んでいる人とはあまり話をすることが出来なかったのですが、民宿で一緒に泊まった人や道ですれ違っただけの人など、本当に皆暖かく、親しみが持てて、優しい人達ばかりでした。 竹富島を始めとした先島諸島というのは決してリゾート地ではありません。大きなホテルがあるわけではなく、レジャー施設にいたってはほとんど無いと言っても過言ではないでしょう。かといって来るためには飛行機の運賃も高く便も少なく、なかなか大変なのです。そこをあえて来る人達というのは、南の島の自然や人々に安らぎを求めに来ているという意味で同じような気持ちを持っているのかもしれません。私は東京での生活では常にiPodなどでブラジル音楽を聴き、本を読み、パソコンに向かい、HPを作りメールを書き、そうしながら精神的な安定を保っています。今回の旅行ではiPodと本は持っていったのですが、結局全く使いませんでした。東京ではあれだけ心を落ち着かせてくれるブラジル音楽や本も竹富島ではその必要を全く感じなかったのです。試しに音楽を聴いてみても、その時の自分の気持ちに全くなじまず、すぐに消してしまいました。パソコンやテレビなど、見たくもありませんでした。 今また東京に戻り、ストレスや寂しさ、辛さなどを音楽でなんとか中和しながら生活するという毎日に戻りました。 しかしそんな中でも、竹富島の豊かな自然を思い、人よりもゆっくりと歩く水牛をなだめすかしながら、毎日毎日のんびりと島唄を歌って過ごしているおじいちゃんのことを考えると、しばしまたあの時の安らかな気持ちになれるのです。 私はたったの数日間しか島におらず、天気も良く、仕事もせず、食事も洗濯も掃除もしない気楽な旅行者でした。そんな私が島のことを良く思うのは当たり前であり、実際に住むのはとても大変なことだろうと思います。 しかし、それをふまえて考えても、竹富島は本当に素敵で魅力的な島だったと思います。 きっとまた来年も来ることになるでしょう。今や私にとって、竹富島に行くことが一つの人生の目標のようにすら感じています。そして今年は竹富島には2泊しか出来ませんでしたが、次回はもう少し長くいられればと思っています。 通勤電車に乗りながら、仕事をしながら、テレビを見ながら、ふと今ごろ竹富島はどんな具合だろうと考えることがあります。きっと水牛車のおじいしゃんは今日も水牛をなだめ、民宿では泡盛を飲みながら皆が笑い、桟橋で真っ赤な夕陽を眺め、満天の星に感動しているのでしょう。 どんなときにも心の中に竹富島があればやってゆけるような気がします。 旅行中に出会った皆様、本当に有り難うございました。 [旅行の会計報告] |
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