![]() 石垣島に近づくとにわかに雲が多くなり、天候があまりよくないことがわかってきました。本当は晴れているときに着きたかったのですが、天気ばかりは仕方がありません。やや強い揺れとともに分厚い雲の下に出ると、そこには見事なコバルトブルーの海が広がっていました。羽田を発つこと2時間50分、ついにどうやら私は石垣島に到着したようです。 |
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タラップから地上に降り立つと、むっとするような亜熱帯の空気に包まれるとおもいきや、実際は風はけっこう冷たく、東京から着てきたババシャツ(BBシャツ)と薄手のセーターとスウェットという出で立ちでもそんなに暑くは感じませんでした。やれやれ、せっかく真夏の太陽を期待していたのに。
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石垣空港からホテルまではバスで移動。飛行機の到着に合わせての出発にも関わらず、乗客はたったの三人しかいませんでした。飛行機に乗っていた人たちは一体どこに行ってしまったのでしょうか?車窓からはどんよりとした曇り空と殺風景な風景ばかりが見え、夢にまで見た石垣島に来たとは思えませんでした。でもちょっとおもしろかったのは、中学生などの子供たちが、皆一様に自転車のサドルを一番下まで下げ、ハンドルをややアップ気味にして乗っていたことでした。これがこの地方の中学生たちのおしゃれなのでしょう。 また、歩道にはジョギングをする人たちが目立ち、その先には「石垣島トライアスロン大会まであと二日」という看板がかかっていました。そうなのです、実はこの週末にトライアスロン大会がここで催され、そのために飛行場でも車輪を持った外国人がたくさんいたのでした。なるほど、どうりで航空券もとりずらかったわけです。 今夜泊まったホテルは「ホテルハーバー石垣島」。石垣島から各離島に渡る船着き場のすぐ横にあります。内装はとてもきれいで、スタッフの対応も丁寧で好感を持てたのですが、客室の窓越しに船着き場があるため、船のエンジン音や街頭放送などの雑音がけっこう気になりました。夜から朝までは静かになるのですが、日中に静かな環境を希望する人には不向きでしょう。部屋に着いて、スーツケースを置くと、急に一人の寂しさがよぎりました。一人旅で一番寂しく、不安を感じる瞬間かもしれません。こういうときはさっさと着替えて外に出ることです。フロントの人に女性一人でも入れるような夕食のおすすめのお店を聞き、とにかく外に出てみました。 |
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