![]() しかし外に出ても、右も左もわからず、小雨も降り出して気分はブルーになる一方。何軒かお土産屋さんをのぞいてはみたのですが、欲しいものもなく、そんなことをしているうちに時間は7時をすぎ、そろそろ夕食にしなければいけなくなってきました。 フロントで聞いた二件のお店に行ってみたのですが、いかにも観光客向けのお店で、特産品を何点かセットにした定食では本当に美味しいものを楽しむことは出来ないと感じ、一人で街中をさまよううちに一件の居酒屋「ゆんた」に目が止まりました。一人で居酒屋に入るというのは日常ではまず考えられないことなので、少し躊躇したのですが、思い切って入り口に入り、 「あの、一人なんですけど…」 とお店の人に話し掛けてみました。まわりはカップルや家族連れ、友達同士のグループばかり。一人で入るのには8割の寂しさと、2割の優越感のようなものを感じました。 店内は木を使った落ち着いた雰囲気に仕立てられ、かなり都会的な雰囲気でした。 |
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カウンター席に通されると、まずは泡盛(八重泉)をロックで注文。食べ物は「島らっきょのかつお節あえ」「イラブチャー刺身」「ゴーヤチャンプルー」を注文。刺身の上品なうまみと、しっこりとした歯ごたえを泡盛と合わせながら楽しみ、次に出てきた島らっきょうのはじけるような歯ごたえと、やや甘味の感じられる辛みに感嘆しながらさらに泡盛をぐいぐい飲んでいるうちに、だんだんと酔いが回り、寂しさは酔いの向こうにかすみ、心地よさが心を支配してきたのでした。島らっきょうと泡盛をおかわりし、ますます調子はあがっていったのですが、ある時点から急激に酔いが回ってきました。 |
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一人で飲んでいると、引き際を決めるのが難しいものです。自分を止めるのは自分しかいません。今回は、「これはまずい」という予感が強まり、ぎりぎりでのストップとなりました。ふらふらする足取りでお勘定を済ませ、デジカメを入り口のコンクリートの床に落っことし、それでもなおかつコンビニでおにぎり(お好みサンドという東京では見たことのないおにぎり)を買い、かすむ視界の中でホテルを探し出し、フロントで鍵を受け取り、さらにフロント脇にあったパソコンで自分のホームページの掲示板をチェックし、部屋にたどりついたのが9時半頃だったようです。そしてそのまま寝込んでしまい、その次に気がついたのは夜中の1時半。ベッドに半身を横たえ、帰ってきたときの服装のままで電気もテレビもつけっぱなしでした。その後顔を洗って着替え、ちゃんと寝たのですが、とんだ大失敗の石垣島初夜になってしまいました。 |
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