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竹富島、石垣島旅行記

4月10日(土)

 朝は6時半には目が覚めてしまいました。旅行に出ると早起きになるというか、単に昨夜寝たのが早かったためというか、とにかくなんとか二日酔いにもならずに二日目の石垣島での朝を迎えたのでした。
 カーテンを開けると、目の覚めるような青空。もうすでに埠頭では船のエンジンがかけられ、おじさんたちが船を洗い、離島への船の出発準備が始まっていました。
 昨夜酔いつぶれてしまったため、朝風呂にしっかり入り、お化粧をして8時過ぎにレストランに向かいます。朝食は「サービス」というだけあって、大した内容ではありませんでした。

 今日は島一番の景勝地である、「川平湾」に行ってみようと思っていたため、のんびりと朝食をいただきながら、フロントの男性に川平湾までのバス便を訪ねてみたところ、なんとあと15分で出発ということがわかりました。それを逃すともう午後までバスはなくなってしまいます。食後のお茶などと言っていられず、急遽朝食を済ませ、部屋に駆け戻って荷物をスーツケースに詰め込み、デジカメや三脚といった七つ道具を携帯用のバッグに入れ、大急ぎでチェックアウト。スーツケースをフロントに預け、バスターミナルまで走り、到着したのが出発の3分前。なんとか間に合いました。

バスからの景色 バスターミナルを出ると、10分ほどでだんだんと市街地を抜け、緑が多くなってきました。石垣島に着いてからやっと待望の自然の風景に突入です。
 バスには私を含めて5人ほどしか乗客は乗っておらず、そのうち3人が女性の一人旅のようでした。早速すぐ後ろに座っていた若い女性に
「お一人なんですか?」
 とたずねてみると、とても感じの良い人で自然に話が進み出しました。彼女もやはり昨日石垣島に到着し、これから先二週間の休みを使って、石垣島、波照間島、竹富島などを巡るのだそうです。そしてまずは私と同じ目的地である川平湾の近くのキャンプ場でこれから数泊するのだと言っていました。気に入ればそこで何泊かしてみると言う、実にきままな旅行です。「私も学生時代にやったなー」などと思いながら、すっかり自分自身も20代の学生時代の気持ちに戻ってしまっていることに気がつきました。これから先、多くの女性の一人旅の人たちに出会うのですが、一人残らず皆いい人たちでした。そういう人がこの島に来るのでしょうか、それとも島が人をそうさせるのでしょうか。おそらく両方でしょう。
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